旦那さんにネントレを反対されて悩んでいる人は実はけっこう多いです。

仕事で短時間しか子どもと関わらないから寝ない大変さを実感として理解できている男性は少ないです。
旦那さんが不在がちの場合で、「夫の協力は不要!自分がメインでネントレします」という場合は、無理に旦那さんに理解を求めなくても実施可能です。
でも、ネントレをするからには旦那さんにも味方になって一緒に取り組んでほしいし、少なくとも否定してほしくはないと感じる人もいますよね。
結論から言うと、旦那さんを説得するには以下の3つの対策が効果的です。
- 科学的な根拠を説明する
- Iメッセージ(アイメッセージ)で伝える
- 読みやすいネントレ本を渡す

伝え方を工夫して夫を味方につけよう。
ネントレのメリットを科学的な根拠を元に説明する
旦那さんにネントレを理解してほしければ論理的に伝えるのが効果的です。

そのためには“ネントレの科学的な根拠”を伝えるのが効果的。
科学的な根拠とは、研究や調査によって明らかになっていること。
例えば以下のようなものがあります。
【ネントレは80%以上の人に効果がある】
ペンシルベニア小児病院のミンデル博士らは、2006年に、ねんねトレーニングについての医学論文をまとめて解析しました。52の研究を調べたところ、49の研究で、ねんねトレーニングは夜泣きや寝つきの悪さの改善に効果があったという結論が出ていました。
引用:HUFFPOST
【ネントレは産後うつのリスクを軽減する】
2003年にオーストラリアの研究者が行った研究には、328組のお母さんと赤ちゃんが参加しました。7か月の時点で睡眠に問題を抱えていた赤ちゃんを2グループに分け、一方のみにねんねトレーニングを行ってもらいました。すると、1歳になった時点で睡眠に問題を抱えていた割合は、トレーニングを行っていないグループが55%だったのに対し、トレーニングをしたグループでは39%で、有意に少なくなっていました。また、産後うつ病質問票の点数も、トレーニングをしたグループの方が良いことがわかりました
引用:HUFFPOST

ネントレをすれば赤ちゃんはよく寝るようになるし、母親にとってもメリットが大きいということを研究データを元に伝えよう。
ネントレの必要性をIメッセージで伝える
Iメッセージ(アイメッセージ)とは「私」を主語にして気持ちを伝えるコミュニケーション技法のこと。
「私」を主語にして伝えることで、表現が柔らかくなり、お互いの意見を尊重するコミュニケーションが可能になります。
Iメッセージで伝えるとは例えばこんな感じ。

(私は)赤ちゃんが生まれてから5時間以上連続で寝れたことが数回しかなくて、慢性寝不足で本当に辛いんだ。

(私は)子どもが寝不足なんじゃないかと思って心配しているんだよね。

(私は)ネントレを試してみたいと思っているんだ。

(私は)あなたがネントレを応援してくれるすごく嬉しい。
Iメッセージだと、命令や強制にならないので相手に受け入れられやすくなります。

Iメッセージは夫婦関係を良好に保つためにも有効なので、これを機に習慣にするのがおすすめです。
読みやすいネントレ本を夫に渡す
寝不足で疲れて夫に説明する気力もないときは、旦那さんに読みやすいネントレ本を渡して読んでもらうのがおすすめです。
ネントレ本を20冊以上読んだ私がおすすめする一番わかりやすいネントレ本はこれ。
ネントレそのものではないけど、育児中の寝不足の辛さがリアルにわかるマンガはこれ。

アフロ田中は男性目線で描かれているので、旦那さんが読んでも共感できる部分が大きいはず。
アフロ田中6巻については詳しいレビューも書いています。

【まとめ】夫にネントレを反対されたときの3つの対策
以上、夫にネントレを反対されたときの対策を3つ紹介しました。
- 科学的な根拠を説明する
- Iメッセージ(アイメッセージ)で伝える
- 読みやすいネントレ本を渡す
ネントレは最初のうちは少し大変だけど、成功すると本当にメリットがたくさんあります。

我が家もネントレのおかげで育児がかなり楽になりました。
ネントレをすると赤ちゃんがよく眠れるだけじゃなくて、母親の睡眠不足も解消するからイライラが減って家庭内がかなり平和になります。
この記事で紹介した3つのポイントを意識しながら、ネントレの必要性やメリットについて、旦那さんに相談してみてくださいね。
ネントレのメリットについてはこちらの記事でも紹介しています。

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