2児の子育てしてます。
育児マニアのパパちゃんです。
この記事は、
- 赤ち添い寝中に寝ぼけて赤ちゃんに怪我をさせないか心配
- 安全な添い寝のやり方ってあるの?
とお悩みの方に向けて、安全に添い寝をするための7つのポイントをお伝えします。

添い寝中の事故のニュースをみると悲しい気持ちになるよね…
安全な添い寝のポイントとは、
- メリット・デメリットを理解する
- 直母の赤ちゃんは添い寝OK
- 両親が添い寝中の赤ちゃんに責任を持つ
- 赤ちゃんときょうだいを一緒に寝かせない
- お母さんが長髪の場合は結ぶ
- 薬・お酒を飲んでいる人は添い寝NG
- すごく太っている人は添い寝NG
以上の7項目です。
実は、消費者庁が2016年に発表した情報では、赤ちゃんの不慮の事故死で一番多いのが就寝時の窒息でした。
寝ている間の事故って意外に多く起きているんです。
布団や枕で顔が覆われてしまう、タオルや衣類が首に巻き付く、家族の身体が覆いかぶさるなどの理由で事故が起きています。
我が家でも添い寝をしています。
赤ちゃんの寝息を聞きながら眠るのは何とも幸せな時間ですよね。
ですが、ハッと気づいたら娘が蹴り上げた布団が顔に掛かっていて肝を冷やしたこともありました。
とても幸せで安心できるはずの添い寝が、ちょっとした不注意で悲しい結果になってしまうのは避けたいですよね。

赤ちゃんも親も安心して眠るためのポイント
要チェックよ!
安全な添い寝のための7つのポイント
今回紹介するのはノートルダム大学教授のジェームズJ.マッケンナ教授が提唱しているものです。
マッケンナ博士は「母親と赤ちゃんの睡眠研究所」の所長でもあり、生物人類学者でもあります。
マッケンナ博士は添い寝をする際の注意点を以下の7つにまとめています。
- 添い寝のリスクとメリットを理解したうえで、どうするのか決めること
- 哺乳瓶を使っている赤ちゃんは、母親と別の布団で寝る
- 添い寝をするかどうか両親で話し合って決め、お互いに自分が赤ちゃんに対する責任を持つ
- 1歳以下の赤ちゃんは上のきょうだいと一緒の布団で寝ない
- 母親の髪が長い場合は、赤ちゃんの首に絡まないように結んでおく
- 薬を服用している人やお酒を飲んでいる人は添い寝をしない
- 赤ちゃんと自分との位置を正確に把握できないほど太っている人は添い寝をしない
それでは項目を一つずつ見ていきましょう。
添い寝のメリット・デメリットを理解する
添い寝のメリットとして
【添い寝のメリット】
- 夜中に授乳をするのが楽
- 添い寝の方が赤ちゃんがよく寝てくれる
- 夜中の赤ちゃんの様子が分かるので安心
- 愛着形成に効果的と言われている
などが挙げられます。
特に日本において、添い寝は伝統的な育児スタイルの一つです。
添い寝を選択する家庭が多いのも納得ですよね。
では、逆に添い寝のデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
【添い寝のデメリット】
- 夜泣きの可能性が高まる
- 夫婦の時間・空間が減る
- お互いに刺激になって覚醒しやすい
- 赤ちゃんにとって危険なことがある
このように、添い寝にはメリットもあればデメリットもあります。
デメリットによるリスクは工夫次第で抑えることもできます。
双方を理解したうえで、自分たちはどうしたいのかを決めることが大切ですよね。

我が家は、夜は添い乳が楽なので添い寝。
夜間断乳後は、安全面と夜泣き対策のためにベビーベッドを使うようになりましたよ。
それぞれの家庭に合ったやり方をみつけるのがいいですよね。
直母の赤ちゃんは添い寝OK
これは、「赤ちゃんに哺乳瓶を使っている母親の場合は睡眠中に赤ちゃんに意識が向きにくいから」という理由のようです。
これはパパママのタイプによって個人差が大きいのではないでしょうか。
個人的な意見ですが、一概に直母以外の赤ちゃんは添い寝NGとなるとかなり厳しいですよね。
添い寝できない赤ちゃんがいっぱいですし、何より直母を飲ませられない父親は添い寝NGとなってしまいます。

ちなみにパパちゃんはかなり寝相が悪いので、添い寝は自粛しております。
両親が添い寝中の赤ちゃんに責任を持つ
これは、「ママだけじゃなくて、パパもちゃんと責任持ってよ!」という意味のようです。
- パパママで話し合い、赤ちゃんをどう寝かせるのかを両親の責任で決める
- 添い寝をする場合、同じ布団で赤ちゃんが寝ていることをしっかり認識する
- 先に寝ている親の布団に、後から赤ちゃんを入れない
上記のようなことが注意事項として書かれていました。

「ママにまかせっきりにしない」ってことね!
赤ちゃんときょうだいを一緒に寝かせない
赤ちゃんの就寝時の事故には、きょうだいと一緒に寝ていたことが原因で起きてしまったものもあります。
僕の知り合いは、
「4歳のおねえちゃんが赤ちゃんの口にアメを入れていて大慌てで取り出した」
と言っていました。
お兄ちゃん、お姉ちゃんが悪気なくしたことが、赤ちゃんにとって命にかかわる大惨事になってしまうことがあります。
特に1歳以下の赤ちゃんは、上のきょうだいと一緒に寝かせないようにしましょう。

きょうだいで一緒に寝るのはもうちょっとガマンだね
お母さんが長髪の場合は結ぶ
残念ながら、睡眠中にお母さんの髪が赤ちゃんの首に巻き付いてしまい悲しい結末になってしまったケースがあります。
本当に思わぬことが原因で赤ちゃんが危険に晒されることがあるんですね。
一緒に寝る人が長髪の場合は、髪の毛を結んでおくようにしましょう。

髪の毛や糸が赤ちゃんの指にきつく絡みつく「ヘアターニケット」も要注意だよ。
絡みついた部分が壊死しちゃうこともあるんだって。
薬・お酒を飲んでいる人は添い寝NG
薬の中には眠りが深くなる作用のものがあります。
また、お酒を飲んで酔っている人も普段より注意散漫になったり、一旦寝てしまうとちょっとの刺激では起きられないこともありますよね。
眠りから覚めにくい状態になっている人は添い寝をするのはやめましょう。
すごく太っている人は添い寝NG
意外な添い寝NGが出てきました(笑)
太っている人が添い寝NGな理由は、太りすぎていると自分の身体感覚があいまいになり、睡眠中に赤ちゃんとの距離感が正確に把握できなくて危険だからということです。
これは肥満大国アメリカならではの理由かもしれませんね。

あたしくらいのぽっちゃりさんなら大丈夫ね、きっと!
まとめ
以上、安全な添い寝のための7つのポイント
- メリット・デメリットを理解する
- 直母の赤ちゃんは添い寝OK
- 両親が添い寝中の赤ちゃんに責任を持つ
- 赤ちゃんときょうだいを一緒に寝かせない
- お母さんが長髪の場合は結ぶ
- 薬・お酒を飲んでいる人は添い寝NG
- すごく太っている人は添い寝NG
でした。
安全な添い寝の参考になると嬉しいです。
参考記事はコチラから。
英文ですが、興味のある方は読んでみてくださいね。
- Safe Cosleeping Guidelines Guidelines to Sleeping Safe with Infants: https://cosleeping.nd.edu/safe-co-sleeping-guidelines/
管理人:パパちゃん
長女の夜泣きで夫婦揃ってノックダウン。
育児ノイローゼと産後うつの一歩手前の僕たちを救ってくれたのは
多くの人の経験と研究に裏付けされた知識でした。
科学的な知識からヒントを得た育児を楽にする工夫や
我が家の日々の取り組みを綴っています。
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