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もう眠たいはずなのに、ぐずってなかなか寝ない…
ショートスリーパーなの!?

もしかして、疲れすぎて寝れないのかも。
そんな時は活動時間を意識した寝かしつけがおすすめ!
眠たくなったから寝るのは当たり前の事のようですが、この世に生まれて間もない赤ちゃんや子どもはまだまだ寝るのが下手。
ちょうどいい寝かしつけのタイミングを逃すと、「疲れすぎて眠れない」状態になってしまうことがあるんです。
今回の記事では、おすすめNo.1のネントレ本
「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド
ママと赤ちゃんのぐっすり本
この中から、寝かしつけのベストタイミングを見極める「活動時間」について解説します
寝かしつけに【疲れすぎ】は厳禁!
子どもは疲れすぎると眠れない
【赤ちゃんとママのぐっすり本】では、最初にこのことが書かれています。
それだけ著者が「疲れすぎ」と「夜泣き」の関係を重要視している証拠ですよね。
世の中の寝かしつけ対策では、
- 夜寝させるために昼寝を短くする
- 昼寝をさせない
という声をよく聴きます。
別のネントレ本でも、「赤ちゃんに昼寝をさせすぎないように」と書かれているものがあります。
しかし、【赤ちゃんとママのぐっすり本】では、しっかり昼寝をした方が夜もよく眠れると書かれているんです。

我が家でも試してみました。本当にその通りでびっくり。
寝かしつけのベストタイミングは【活動時間】を目安に
活動時間とは、簡単に言うと子どもが元気に起き続けていられる時間のこと。
この活動時間を過ぎると、子どもは疲れすぎのために眠りにくくなってしまいます。
「あくび、ぐずる、目をこする」はすでに疲れすぎているというサイン。うまく寝かしつけるには難しい状態で、こうなる前に寝かしつけるのが基本。
引用:愛波文、ママと赤ちゃんのぐっすり本、p.15、講談社

うちはこれをやりがちでした。
眠たいのに寝れない!ってぐずるんだよね…
できることなら、寝かしつけが難しくなる前に寝てほしいのが親心。
そんなときに役に立つのが、次に紹介する活動時間の一覧です。
各月齢に合った【活動時間】
【ママと赤ちゃんのぐっすり本】では、それぞれの月齢にあった「活動時間」が紹介されています。
引用:愛波文、ママと赤ちゃんのぐっすり本、p.16、講談社
子どもの年齢、体力、活動量、個性などによって、適した睡眠時間には差があるのであくまで目安。

我が家の長女は2歳だけど活動時間4~5時間くらい。
あくまで目安として活用して、自分の子どもに合った活動時間を見つけることがおすすめです。
この活動時間を意識して寝かしつけを始めることで、長女も次女も寝ぐずりや夜泣きが減って、セルフねんねできるようになってきました。
活動時間を意識した寝かしつけはかなり効果的!
活動時間をオーバーする前に寝かしつけをすることで、睡眠トラブルが改善されることも。もちろん、他にもいろいろな要因が関わっているので、これだけでは解決しないことも多いですが、“疲れすぎる前に寝かせる”は寝かしつけの大切な基本です。
引用:愛波文、ママと赤ちゃんのぐっすり本、p.18、講談社
すぐには効果が出ないこともあるかもしれませんが、活動時間を意識した寝かしつけは快眠の基本!
どの子にも大切にしたい寝かしつけのポイントですね。
他のネントレ本より短い活動時間
月齢別の活動時間やベストな睡眠時間の目安が紹介されているネントレ本は他にもあります。
しかし、【ママと赤ちゃんのぐっすり本】では、他のネントレ本よりも活動時間は短く、睡眠時間は長く設定されています。
これが、【ママと赤ちゃんのぐっすり本】をお勧めする理由の一つです。
なぜかというと、自分の子どもに合った寝かしつけ時間を見極めるときには、長めの睡眠時間から調整していく方が楽だから。
その方がぐずりにくいんです。
まずは【短い活動時間】で寝かしつけを
- 早めに寝かしつけをする
- 遅めに寝かしつけをする
どちらの方がぐずりやすいかというと、圧倒的に後者です。
なぜなら、すでに疲れすぎの状態になっている可能性が高いから。
早めに寝かしつけた時は、ぐずらずに布団の上でコロコロと機嫌よく遊んでいることが多かったんです。
布団の上でコロコロ遊んでいるうちに眠たくなって、気づいたらセルフねんねしていることも!
子どもの月齢にもよるかもしれませんが、早めに寝かしつけた方が圧倒的にぐずりにくいです。
布団に寝かしてから寝付くまでの時間が30~60分以上あるようなら、寝かしつけが早すぎた可能性を考えて少しずつ活動時間を長くしてみてください。
逆に、寝かせようとしてぐずるのであれば、すでに疲れすぎている可能性も。
その場合は、活動時間を更に10~20分短くしてみてください。
睡眠時間は長く、活動時間は短く想定してから、その子に合ったベストな時間を見つけるのがおすすめ。
そういう意味で、【ママと赤ちゃんのぐっすり本】で設定されている活動時間と睡眠時間を目安にするのがよいと思っています。
活動時間を意識した寝かしつけ【次女の場合】
我が家の次女は、生まれた時からこの本の活動時間を意識して寝かしつけをしてきました。
この本を参考に取り組んでみて、実際にどうだったのかをレポートします。
生後0か月:眠れなくてギャン泣き期
生後0~1ヵ月頃は眠るのが下手で、活動時間を意識して寝かしつけを始めても、 眠たいのに眠れなくてぐずるということがとても多くありました。
活動時間を意識して寝かしつけをしていましたが、うまくいくこともあれば、泣いてしまうことも。
時には、抱っこでも授乳でも寝れなくて1時間くらい泣き続けることも。
神経質なタイプなのかな?
あんまり寝ない子なのかな?
と、ドキドキ・ヒヤヒヤしていました。
けれど、赤ちゃんは寝るのが下手で当たり前!
長い目で見守ることが大事。
夫婦交代であやしたり見守ったりしながらも、寝不足で辛い時はお互いの両親を頼って乗り切りました。
生後1ヵ月:抱っこでねんね期
産まれて1ヵ月経ち、少し生活が落ち着いてきました。
新生児期のように「何しても寝ない」ということは減りました。
しかし、今度は抱っこじゃないと寝ない時期に突入。
抱っこしているととても気持ちよさそうに寝るのですが、降ろすと起きる確率大。
ただし、夜は布団の上で寝てくれたので、これはかなり助かりました。
夜泣き対策に導入した【スワドルアップ】の効果もあったのかも。
モロー反射などで起きそうになることがありましたが、スワドルアップを着ている時はモロー反射後にまた寝入ってくれていました。
スワドルアップ関連の記事はこちら
生後2ヵ月:セルフねんねできるように
上の子のお世話でバタバタしていて、次女を布団の上で寝かせていた時のこと。
長女の世話がひと段落してふと次女を見るとスヤスヤ寝ている!

セルフねんねできたよ~(泣)
ほぼ初めてのセルフねんねに感動!
これを機に、少しずつセルフねんねにチャレンジするようになりました。
セルフねんねのやり方:生後2ヵ月
①目が覚めたら授乳、オムツ交換をする
②目覚めてから約30分後になったら布団に寝かす
③部屋を薄暗くして見守り
④成功するときはゴロゴロしながら20~30分くらいで寝る
⑤ギャン泣きになってしまってうまく眠れない時は、授乳か抱っこで寝かしつけ
こんな感じで、かなりゆるゆるなセルフねんね練習をしていました。
成功したらラッキー♪くらいの軽い気持ちで挑戦。
失敗したら、「また次頑張ろうね」と言って抱っこや授乳で寝かせていました。
こんなゆるゆるのセルフねんね練習でしたが、一日に2回くらいは成功していましたよ。
少しずつ成功体験が積み重なることが大事と思い、ゆるゆるながらも継続して行っていました。
生後3ヵ月:セルフねんね成功率上昇
毎日コツコツとセルフねんねの練習をすることで、生後3ヵ月になるころにはセルフねんねの成功率が上昇。
活動時間の少し前に布団に下ろして、部屋を薄暗く静かにするだけで、自分でゴロゴロしながら寝付いてくれます。
寝付くまでに30分ぐらい時間はかかりますが、ほとんどぐずることなく一人で寝てくれるのでとても楽でした。
たまにぐずることもありますが、セルフねんねできることが1日のうちに数回あるだけで 親の負担はかなり減る。
また、生後2ヵ月頃までは寝付いても30~60分すると目覚めてしまうことが多かったのですが、生後3ヵ月になると途中で目が覚めてもまた自分で眠れるようになってきたんです。
子どもの成長を感じてとても嬉しかったですね。
活動時間を意識した次女の寝かしつけ【まとめ】
このように、時間はかかりましたが活動時間を意識した寝かしつけで、次女はセルフねんねできるようになりました。
正直、始めは「新生児の活動時間40分って短すぎない!?」と思いました。
でも、活動時間を意識した寝かしつけに継続して取り組んでいくうちに、子どもの睡眠リズムが少しずつ見えてきたんです。
確かに、【赤ちゃんとママのぐっすり本】に書いてある活動時間の辺りで眠たくなっている様子でした。
寝かしつけは失敗することもありましたが、活動時間を意識することで子どものぐずりの原因が見えやすくなります。
「なんで泣いているのか」がわかるだけでも、精神的にはかなり楽になりました。

長女の時は、泣いている理由がわからなくてオロオロしてたなぁ
- 活動時間を意識した寝かしつけで、少しずつセルフねんねができるようになってきた
- 子どもが眠くなるタイミングが分かるようになってきた
- セルフねんねに失敗しても、子どもが泣いている理由がわかれば精神的負担は減る
活動時間を意識した寝かしつけ【まとめ】
長女の時は、他のネントレ本を参考にしていたのですが、これが全く合わなくてかなり辛い思いをしたんです。
子どもは疲れすぎると眠れないということを念頭に、まずは短めの活動時間で寝かしつけを始めてみるのは、親にも子どもにも負担が少ないと感じました。
どのネントレ本が合っているかは、子どもやママによって違うとは思います。
【赤ちゃんとママのぐっすり本】は個人差があるという前提で、一般的な赤ちゃんの睡眠のポイントが書かれています。
僕としてはそれがとても好印象でした。
- 子どもは疲れすぎると眠れない
- 活動時間を意識すれば、子どもが疲れすぎる前に寝かしつけを始めることができる
- その子に合った活動時間の見極めには【赤ちゃんとママのぐっすり本】の活動時間が超参考になる
- 活動時間を意識した寝かしつけで、少しずつセルフねんねができるようになってきた
- セルフねんねに失敗しても、子どもが泣いている理由がわかれば精神的負担は減る
以上、「寝かしつけのベストタイミングを見極める!活動時間を意識した寝かしつけ」でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました
引用・参考図書

著者:愛波文、監修:西野精治、「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド ママと赤ちゃんのぐっすり本、講談社、2018年6月13日
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