- ネントレは気になるけど、ギャン泣きを聞くのは辛い。
- 本格的なネントレをするのはまだ勇気が出ない。
そんな方にはゆるネントレがおすすめ。
ゆるネントレと普通のネントレを両方経験したカカです。これまでに読んだ20冊以上のネントレ本知識を総動員して、ゆるネントレについて解説します。
この記事を読めば、ゆるネントレのやり方や成功率を高めるコツがわかるようになります。
でも、注意点もあるので、ゆるネントレを成功させたい人は最後まで読んでみてくださいね。
一緒に泣きの少ないネントレを成功させましょう。
ゆるネントレとは?普通のネントレとどう違うの?
専門家によって意見が違うため、ゆるネントレと普通のネントレのはっきりした定義はないのですが、複数のネントレ本の内容を総括するとこんな感じ。
【ゆるネントレ】
- 睡眠の土台を整えることも含めてゆるネントレ。
- 生後0ヶ月から実施可能。
- できる範囲でセルフねんねの練習をしていく。
- 場合によっては毎回じゃなくてもOK(年齢によっては毎回のほうが効果的なこともあります)。
【普通のネントレ】
- 睡眠の土台を整えても夜泣きが収まらない場合に実施する。
- 生後6ヶ月以上の赤ちゃんに行う。(生後5ヶ月以下には行わない。)
- ねんねのルールや泣いたときの対応方法を明確に決めて取り組む。
- 一度始めたら2週間は方法を変えずに続ける。
このように、ゆるネントレは生後0ヶ月から実施可能。
できる範囲でOKなので、ネントレ初心者にも取り組みやすい内容です。
取り組む手順は、
- 睡眠の土台を整える
- それでも改善されなければ、ゆるネントレをやってみる
という流れでやっていきます。
まずは睡眠の土台を整えるのが大事というところは、ゆるネントレも普通のネントレも同じです。
【解説】ゆるネントレのやり方
- 睡眠の土台を整える
- セルフねんね練習をする
1.睡眠の土台を整える
睡眠の土台とは、
- 家族みんなの幸福度
- ぐっすり眠れる睡眠環境
- ネントレにつながる生活習慣
この3つを整えること。詳しい睡眠の土台の整え方は別記事で紹介しています。
本当は徹底的に睡眠の土台を整えるには越したことがないのですが、いきなり全部整えるのは難しいこともありますよね。
そんな時は、まずこの3点だけ取り組んでください。
- 母親の睡眠不足を解消する
- 寝室をできる限り真っ暗にする
- 活動時間を意識した寝かしつけ
なるべく簡単に取り組めて、効果の高いものの順に紹介しました。
睡眠の土台をいきなりすべて整えることができなくても、上記の3点だけは最低限と整えるようにしましょう。
▼徹底的に睡眠の土台を整えたい方はこちら
2.セルフねんねの練習をする
セルフねんね練習をするときのポイントは以下の3点。
- 寝入る瞬間は触らない・くわえさせない
- 泣いても3~5分は何もしない
- 声かけ→トントン→抱っこ→授乳の順番であやす
セルフねんねとは、トントン、抱っこ、授乳なしで自力で寝入ること。
泣いているのを落ち着かせるために抱っこなどであやすのはOKですが、そのまま寝かせてしまってはいけません。
泣き止んで落ち着いたら、授乳や抱っこをやめて寝床に降ろしてみてください。
最初は泣きますが、3~5分は何もしないかトントンだけであやします。
3分以上ギャン泣きを続ける場合はもう一度抱っこをしてみる。
それでもおさまらなければ授乳してみる。
そして落ち着いたらもう一度寝床に降ろす。この繰り返しです。
しんどくならないように、「1時間だけ頑張る」「朝寝と夜だけ頑張る」など上限を決めてやってみてください。
もっと詳しく知りたい方は以下の記事がおすすめ。
ゆるネントレのメリット・デメリット
とても取り組みやすいゆるネントレですが、すべての人にとってベストな選択肢というわけではなくデメリットもあります。
ゆるネントレをする場合は、メリット・デメリットをしっかり理解してから始めるようにしましょう。
ゆるネントレのメリット
- 低月齢からでもできる
- 泣きが少ないから精神的負担が少ない
- 寄り添って見守れるから安心
上記のように、赤ちゃんが低月齢で、「そばで見守りたい」「寄り添いたい」という親にはゆるネントレはとてもおすすめの内容です。
ゆるネントレのデメリット
- 子どもが眠りにくいタイプの場合は効果が薄いこともある
- 親がそばにいるから寝付くのに時間がかかることがある
「ゆる」ネントレですので、普通のネントレに比べて変化はじわじわと出ます。
眠りにくいタイプの子の場合は効果が薄かったり、効果が出るまでに時間がかかることもあります。
子どもが6ヶ月以上でゆるネントレで効果がない場合は、睡眠の土台を徹底的に見直したうえでネントレにトライしてみましょう。
まとめ:【ゆるネントレとは】泣きが少ない優しいネントレのやり方
以上、ゆるネントレの全容を紹介しました。
- 夜泣きや寝ぐずりを改善したい
- 子どもが泣くのは耐えられない
そんな方には、まずはゆるネントレがおすすめです。
「1時間だけ」「朝と夜だけ」などと、上限を決めて取り組めるので親にとっての負担は少ないです。
子どもの脳は寝ている間に育つので、睡眠時間はしっかりとらせてあげたいですよね。
小さい頃の睡眠習慣は大きくなっても影響します。
今のうちに子どもの睡眠力を高めたい人はぜひチャレンジしてみてください。
「読んだけどここがわからない」「やってみたけどうまくいかなかった」そんな方は一番下のコメント欄から教えてください。個別にアドバイスするので、安心してゆるネントレにトライしてくださいね。
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